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府城(台南市の中心部)の歴史散策-孔子廟線

更新しました:2021-03-04

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孔子廟文化園区

情報

日数 1日ツアー

行楽シーズン オールシーズンズ

タイプ 自然と生態

紹介

台湾文学館から出発する孔子廟線は、もう1本の府城(台南市の中心部)の歴史散策ルートで、オランダ統治時代から鄭氏政権時代、清朝統治時代、日本統治時代における歴史的なシーンを経由します。各時代の建築や文化の特徴を観賞し、時空を超えた史跡の美しさを体験できます。

ルート:国立台湾文学館→孔子廟文化園区→府中街→愛国婦人館→林百貨(ハヤシ百貨店)→土地銀行(旧日本勧業銀行台南支店)→鄭成功祖廟→台湾首廟天壇→北極殿→呉園(旧台南公会堂)→南区気象センター(旧台南測候所)→太平境教会→鶯料理(鷲嶺食肆)

旧台南州庁-台湾文学館
旧台南州庁-台湾文学館は台南市の中心にある最も重要なランドマークで、日本人建築士、森山松之助の設計によるものです。日本統治時代の1916年に建設され、当時は台南州庁として台南における行政の中心地となっていました。グルメや観光地を評価する『ミシュランガイド』にて2つ星評価を得ている観光スポットです。マンサード屋根や正面入口にあるヨーロッパと日本のスタイルが融合した円柱は、必ず見ておきたい特徴的な建築スタイルです。館内には豊富な所蔵品があり、無料の展示会も不定期に開催されています。台南での必見スポットの一つです。

営業時間:09:00-18:00
月曜休館
國立台灣文學館
孔子廟文化園区

300年以上の歴史がある台南孔子廟は、鄭氏政権時代の参軍、陳永華により建てられた台南初の孔子廟で、政府管轄の最高学府でもありました。台湾で唯一、清朝の康熙52年(1713年)に定められた祭典や儀式が残されています。毎年9月28日には秋祭大典が開催され、多くの人が知恵を求めに訪れます。訪れる機会があれば、一年に一度の大祭典をお見逃しなく。
孔子廟の向かいにある府中街へは、台南の伝統的な食べ物を楽しみに多くの旅行者が訪れます。賑やかな街の中には、参軍の陳永華を祀る古廟があります。台湾の伝統的な廟に興味のある方は、参観してみましょう。

営業時間:08:30-17:30
台南孔子廟
愛国婦人館
「日本愛国婦人会」は第二次世界大戦時における日本の主要な婦人団体の一つで、地域の建設に関心を寄せ、社会貢献することを目的としていました。本部は台北にあり、台南支部は1920年に設立された典型的な和洋折衷の建物です。現在は古い建物がリノベーションされており、台南のクリエイティブ製品や展示会を見るのに最適な場所となっています。1階ではお土産を購入することができ、2階は靴を脱いで参観します。木の階段や畳の上を歩くと、日本建築の上品な奥ゆかしさを感じることができます。

営業時間:09:00-17:00
愛國婦人館
旧林百貨
1932年に建てられた林百貨は、台南で最大規模かつ初のエレベーター付き百貨店で、地元民には「五層楼仔(5階建て)」の愛称で親しまれています。旧林百貨に来たら、階数が針で示される6人乗りのエレベーターで屋上に上がり、台湾に唯一残る空中神社の参拝をおすすめします。また、エレベーターシャフトや第二次世界大戦時の弾痕から歴史の軌跡を垣間見ることができます。他のフロアには、クリエイティブな芸術品やお菓子などがあり、台南の特徴的なお土産を買うことができます。

営業時間:11:00-21:00
林百貨
土地銀行台南支店(旧日本勧業銀行台南支店)
旧林百貨の斜め向かいにある土地銀行の前身は、日本統治時代の日本勧業銀行台南支店です。1937年に建てられてから現在まで雄大で重厚な縁柱が保存されています。旧林百貨の屋上から眺める土地銀行は壮観で、ローマのパンテオンやエジプトの神殿を彷彿とさせます。
土地銀行
台南故事影像館(旧鄭成功祖廟)
鄭経が父親の延平郡王(鄭成功)と母親の王妃董氏を祀るため1663年に建立しました。台南で鄭成功を理解するための重要な拠点の一つとなっていす。台南故事影像館(旧鄭成功祖廟)に入ると、清朝や日本統治時代の磁器、レンガ、古井戸、神像、さまざまな古い写真などを見ることができ、鄭氏政権時代の台湾における風景や歴史を知ることができます。

営業時間:08:00-20:00
鄭成功祖廟
台湾首廟天壇
東方神祉玉皇大帝を主祭神とする台湾首廟天壇は1854年に建てられ、天公廟とも呼ばれています。台湾で唯一、官民合同で建てられた廟で、多くの貴重な古跡や文物が残されています。その中でも府城三大名扁と呼ばれる「一」と書かれた扁額が最も有名で、本殿で上を見上げると、横たわる巨大な扁額を見ることができます。「人千算萬算不如上天画一筆(人がいくら考えても、天の書く「一」にすら及ばない)」を意味しており、天への畏敬の念が示されています。
*府城三大名扁:台南の民間信仰に興味がある方は、府城の三大名扁(天公廟の「一」、台湾府城隍廟の「爾来了」、竹渓寺の「了然世界」)を訪れることをおすすめします。

営業時間:05:00-22:00
台灣首廟天壇
北極殿
1661年に建てられ、赤崁楼の近くにある開基霊佑宮よりも規模が大きいため、大上帝廟とも呼ばれています。北極殿には金の玄天上帝神像が祀られています。東方の神々において、玄天上帝は北方の神であり、北方の属性は水、水を代表する色は黒です。そのために黒が基調となっているのが北極殿の大きな特徴です。そのほか、「威霊赫奕」の扁額は台南最古のもので、1669年に明寧靖王の朱術桂が奉納したものです。

営業時間:06:00-21:00
北極殿
呉園(旧台南公会堂)
呉園は、板橋の林本源園邸、台中の霧峰林家莱園、新竹の北郭園(跡地)と並ぶ台湾四大名園として知られ、ここを訪れるとまるで時空と空間が交錯しているかのような雰囲気が感じます。バロック建築を模した公会堂、古典的な中国庭園、日本式の食堂の柳屋など、さまざまな年代の建物が集まり、呉園の特徴が作り出されています。

営業時間:公会堂の正門開放時間08:00~22:00
吳園藝文中心
旧台南測候所(中央気象局台湾南区気象センター)
1898年に建てられた日本統治時代の台南測候所で、中央気象局南区気象センターの前身です。中央の丸い塔が独特の外観をしていることから、地元の人には「胡椒缶」の名で親しまれています。また、18等分の放射状に広がる特殊な屋根の形から、「18角楼」とも呼ばれています。旧台南測候所では、かつての気象観測に関する歴史的な文物を見ることができ、100年以上におよぶ気象の発展史の軌跡を深く理解できます。

営業時間:07:00~19:30
土日定休
南區氣象中心
太平境馬雅各紀念教会
旧台南測候所の向かいにある太平境馬雅各紀念教会は、1865年に台湾に来た宣教師、マクスウェル医師を記念して建てられました。異国情緒あふれる白い教会では、多くの人が立ち止まって写真を撮っています。教会内には数多くの古い写真や文物があり、台南の歴史をより理解することができます。

営業時間:
月曜日は開放なし
礼拝時刻(土曜日19:00~20:30、日曜日8:00~9:00 10:00~11:00)は参観可能。他の時間帯は要予約。
太平境教會
鶯料理(鷲嶺食肆)
台南測候所に隣接する鷲嶺食肆の前身は鶯料理で、日本統治時代に台南の政治家や一流のビジネスマンが集った料亭です。改装を経た現在、1階は無料で参観できます。2階はダイニングエリアになっており、100年の歴史的建造物の中でのんびりとアフタヌーンティーを楽しむことができます。

営業時間:
火~金13:00~21:00
土日10:00~21:00
鶯料理(鷲嶺食肆)
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